せめないで！見つかりにくい子供の【弱視】不同視弱視が原因かも？！

こんにちはすももです！！

お子さんに弱視が見つかったとき、どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのか、自分をせめて悩んでいませんか？

娘の弱視が見つかったのは５歳８ヶ月の時でした。

本当に驚きどうしてもっと早く気づかなかったんだろう？

子供のことよく見れていなかったかな？

今まで見えなくて大変だったかな？

色々考えました💦

でも決してご自身を責めないでください。気づけない理由があるんです!!

弱視の発見が遅れてしまう理由

生まれてから生後３ヶ月ごろまでの赤ちゃんの視力は0.０１から０.0２程しかありません。

ほとんどの子が遠視の状態で光には反応しますが、まだ見えてない状態です。

生後４ヶ月〜７ヶ月ごろには0.０３〜0.0８程になり、目の前で動くものを追うことができるようになります。

1歳ごろには０.1程になり、3歳ごろまでに急速に発達して４、５歳には１.0まで発達します。

この発達途中で何らかの原因があると視力の発達が止まってしまい【弱視】になってしまいます。

小学校の高学年になるとクラスで何人か眼鏡をかけだしたりしますが、近視がほとんどでその場合、見えていたものが見づらくなります。

なので本人にも見えにくという自覚があり、小学生からは年３回ほど定期的に検査も行われますし、自分で「見づらい」と言葉で訴えることもできます。

しかし弱視の子には【見づらい】という自覚が無いんです！！

不同視弱視は保護者でも気づくのが難しい

弱視の中でも片方の目だけ弱視になる【不同視弱視】という弱視があります。

不同視とは左右の目で屈折度（遠視、乱視、近視など）や視力に大きな差があることを言います。

例えば娘は、遠視の不同視弱視です。

両目とも遠視ですが眼鏡の処方箋と視力を数字で見ると

数字を見ただけでもかなりの差があることがわかります。

＋の横の数字が大きくなればなるほど遠視が強いことを表します。

娘は右目が【弱度遠視】で左目が【強度遠視】ですので、左目だけが弱視になってしまった不同視弱視です。

屈折度に大きな差があるとどうしても見やすい方の目ばかりで見てしまい、屈折度の強い見えにくい目を使わなくなってしまいます。

その結果使われなっかた方の目の視力が発達出来ずに片方の目だけ弱視になってしまうのです。

子供はピント調整力が強いので弱視の目も普段ピントを調節してある程度は見えています。

娘は3歳児健診でも異常なしでした💦💦

それほど見つけられないものなのです。

どうかご自身を責めずに今できることをやってあげてください🌟

不同視弱視、不自由なく生活できても弱視治療は必要？

不同視弱視の子は不自由なく生活できるとお話しましたが、何も問題がないわけではありません。

日常生活は普通に行えますが、様々な問題が起こります。

今思えば娘も飽きっぽいなと思うことがありました。

でもその時は目のせいだとは思わず、性格かな？と気にしていませんでした。

弱視のまま小学生になってしまえば、学習に支障が出てきます。

見えにくかったり集中力がなければ、他の子と初めから差ができてしまいます。

不同視弱視の場合片方の目は見えていますので、全く授業についていけないと言うことはないと思いますが、疲れてしまったり集中力もなくなってしまいますので本人も大変だと思います。

ですので不同視弱視も治療は必要です。

3歳ごろに治療が開始できれば、小学校に入るまでには視力が0.8以上になることがほとんどなので、授業を受けたり学校生活に支障はありません。

なので小学校に入るまでに弱視の治療が終わっていることが望ましいのです。

ですが娘の弱視が見つかったのは小学校入学の半年前です💦💦

早く気づけなかったことに悔いは残りますが、自分を責めずに今出来ることをやって行こうと思います！！

皆さんもどうかご自身を責めずに！！

小学２年生になった娘はもうすぐ8歳ですが、視力はまだまだ発達し続けています。

眼鏡の着用だけで矯正視力1.2まで発達しました✨

弱視の治療は眼鏡をかけることがとても重要です！！

寝る時とお風呂以外は常に眼鏡をかけていることが一番大切です！！

まずは矯正（眼鏡をかけた）視力1.0を目標に頑張っていきましょう✨

このブログが弱視で悩んでいる方の役に少しでもたてたら、そして一人でも多くの子の弱視が治れば嬉しい限りです。