こんにちは、すももです!
今回はこれから3歳児健診を受ける方にも是非読んでいただきたいです。
もう終わった方にも3歳児健診での弱視の見落しについて知って欲しいです!!
3歳児健診で初めて眼の検査をする子がほとんどではないでしょうか?
弱視は3歳頃に見つかり治療が開始できれば、小学校に上がる前には治ってしまうことがほとんどです。
ですが、3歳児健診での弱視の見落しが多く報告されています。
どうして見落とされてしまうのか?検査に不備があるわけではありません。
弱視の早期発見のために、保護者の方、祖父母、そして検査を行ってくださる保健師さん、幼稚園の先生、保育士さん、たくさんの方に弱視のことを知って欲しいです。
そして簡単な検査では見落としもあることを知って欲しいです。
誰かが知っていれば、伝えてくれれば少しでも早く弱視を見つけてあげられるかもしれません。
弱視は低年齢のうちに治療開始できれば治療は難しくありません。
娘は3歳児健診で弱視を発見することができませんでした💦
私が弱視のことを知らなかったからです。
もしかしてと思えることが大切です。
知らなければもしかして思うことができません。
たくさんの方に知っていて欲しいです。
3歳児健診での視力検査方法
家庭に届く用紙のアンケートに答え3歳児健診当日に持っていきます。
上記の質問は例題で各自治体によって違うと思いますが、質問に【はい】か【いいえ】で答える簡単なアンケートです。
7番目の検査では家庭に送られてきたランドルト環や絵の指標を使ってマニュアル通りに家庭で検査をおこない見えたかどうか検査します。
3歳児健診では3歳児の視力の発達に合わせ、片目ずつの視力が0.5以上見えているかチェックします。
現時点で0.5見えていれば小学校に入るまでに問題なく視力が発達していくからです。
各自治体によって3歳児健診当日に視力検査を行なっている自治体と、
マニュアル通りに家庭で検査を行いアンケートに見えたか見えてないかを記入をすだけで、当日は検査を行わない自治体も多くあります。
私の住んでいる自治体では家庭で練習をして、当日も視力検査がありました。
3歳児健診でも見落とされてしまうのはどうして?
今現在自治体で行われている多くの検査は上記のような簡単なものです。
家庭に送られてきたランドルト環などの指標を保護者自身がマニュアル通りに行い、アンケートに記入し、そこで問題がなければ異常なしでそれ以上の検査は行われません。
こうした家庭に委ねられている自治体は全国の93.7%と言われています。
私の住んでいる地域では、家庭で練習したあと当日に同じ検査がありましたが、検査をしてくれたのは保健師さんです。
眼科医や視能訓練士など専門的な知識がある方が検査を行う自治体は全国に3%未満でした。
娘は今まで見えてない様子もなく視力検査も初めてなのですぐにできなくても、何度か練習して見えたらアンケートの見えたに丸をしました。
当日スムーズに検査ができるように練習させるという感覚でした。
家庭でのアンケートは異常なしで出しました。
そして当日保健師さんに検査していただきました!!
左目が少し見えにくそうですが、ご家庭ではどうですか?
見えにくそうにしていることはありますか?
今まで見えにくそうにしていたことは無いです!
どうかな?見えにくい?
う〜ん?大丈夫!!
全く見えていないと言うことではないので!!
初めだったし難しかったかな?
結果は異常なしです!!
見えにくそうというのが心配でしたが、テレビを見せすぎないようにしようとか、もう少し離れたところから見せようとか、近視になってしまうのかな?そういった心配でした。
異常なしだったので眼科を受診しようとは思いませんでした💦
もし弱視のことをもっと早く知っていたら、見落としが多いことを知っていたら、弱視を疑えたかもしれません。
眼科に行こうと思えたかもしれません。
簡単な検査では発見が難しい不同視弱視(ふどうしじゃくし)
1番見落とされてしまうのが遠視の不同視弱視です。
不同視弱視は片方の目は正常に見えていますが、もう片方の目だけが見えない【片目の弱視】です。
片方の目は正常に見えているので、見えにくそうにしている様子もなく、見えにくい方の目も子供のうちはピント調節力が非常に強いので、ある程度の遠視は自分の力でピントを調節して0.5ほどであれば見えてしまいます。
0.5見えれば結果としては異常なしです。
こうしたことが原因で3歳児健診での弱視の見落しが多くなっています。
もし子供の弱視に気づけなくて自分を責めている方がいるなら、責めないでください。
きちんとしたマニュアルで検査をしても見逃してしまう弱視があるんです。
弱視の発見には、機械を使った屈折検査が有効ですが機械が高額のため3歳児健診での導入はほとんどありませんでした。
最近では弱視の見落としが問題となり、機械の導入が進んできているようです。
まだ機械の導入がされてない地域でしたり、何か気になること、不安や心配があれば眼科の受診をおすすめします。
眼科でも小児眼科といって子供を専門に見てくれる先生がいます。
専門の先生がいると弱視にも詳しく安心です!!
弱視の治療は6歳頃までに始めないと効果が出にくいと言われています。
小学生になると授業にも支障が出てきます。
不同視弱視の場合も、片目は見えていますが様々な問題があります。
弱視は早く見つけて早く治療を始めることが大切です!!
このブログで少しでも多くの方に弱視を知っていただき、弱視の早期発見に役立てたら嬉しい限りです✨
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